もくじ
1. 犬にとってケージの役割とは？
2. ケージの選び方
3. サイズの目安
4. 犬用ゲージのおすすめ20選
5. 体格や成長過程に合ったゲージを選ぼう
犬にとってケージの役割とは？
犬 が安全で快適に過ごすために、取り入れたいのが「ケージ」。穴ぐらを落ち着ける場所としてきた犬にとって、ケージは程よく狭くリラックスできる場所で、部屋全体を縄張りだと認識しないよう「しつけ」のためにも役立ちます。
また掃除をする際など、犬が動き回ると困るときにケージの中に居てもらう…といった便利な使い方ができるのも魅力。日頃からケージに慣れさせておくことで、災害時や入院など急な環境変化があっても不安から体調を崩すことが少ないといわれています。
ほかにもドライブをしたり旅行したりと、愛犬と一緒に移動する際にもケージがあると便利です。屋内外で犬が安全に過ごすことができたり、トイレの場所が明確になったりと、双方が快適に暮らすための助けになるでしょう。
ケージの選び方
犬用のケージは、サイズやデザイン、素材などバリエーション豊かに揃っています。愛犬にとってどのタイプが過ごしやすいのか、また置きたい場所の広さや飼い主のお世話のしやすさなど、総合的に検討してみてください。何を基準に選べば良いのか迷ったら、下記のポイントを参考にしてみてくださいね。
種類で選ぶ
ケージにはさまざまな種類があるため、犬の性格やサイズ、用途などに合わせて選ぶことが大切です。ケージは全体がフェンスなどで囲まれており、出入りできるのは扉だけになるため、飛び出しなどの心配が少なくなります。
ケージのほかにも、周囲がフェンスで囲われている「サークル」、移動の際に便利なケース状の「クレート」犬にとっては「安心できる居場所」として役立ちます。
素材で選ぶ
ケージの素材には、さまざまなタイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、選ぶ際の参考としてチェックしてみてください。
布製
布製ケージのメリット
・折りたたみができたり、軽量であったりと持ち運びしやすい
・通気性がよく、暑い時期も快適
・柔らかいため、ぶつかっても怪我の心配が軽減する
・犬が動き回っても、音が響きにくい
布製ケージのデメリット
・犬が噛んでしまうと破れる可能性がある
・汚れや臭いを完全に取ることが難しい
・穏やかな性格の犬や小型犬に限られるなど、耐久性に不安がある
木製
木製ケージのメリット
・天然木と温もりを感じられる
・インテリアになじみ、高級感がある
・丈夫につくられているケージが多い
・金属製よりも、騒音が抑えられる
木製ケージのデメリット
・重量があり、持ち運びが難しい
・布製やプラスチック製などに比べて、価格が高くなる傾向がある
・耐水性に不安がある
金属製
金製ケージのメリット
・頑丈で耐久性に優れている
・飛び出し防止のロックが付いているタイプも多く、より安全面に配慮されている
・掃除がしやすい素材であり、清潔を保ちやすい
金製ケージのデメリット
・重量があり、移動が難しい
・無機質な見た目のケージも多く、インテリアになじみづらい
・犬が動き回ると、騒音になることがある
プラスチック製
プラスチック製ケージのメリット
・軽量で移動がラク
・錆や湿気に強い
・丸洗いできるタイプが多く、清潔に使える
プラスチック製ケージのデメリット
・木製や金属製に比べてチープに見えるタイプもある
・キズが付きやすい
・犬に噛まれると壊れる可能性がある
脱走予防には屋根付き
愛犬がケージから脱走してしまう可能性がある場合は、屋根付きのケージやサークルを選ぶのがおすすめです。上部に屋根があることで、飛び出しを防止することができます。また上部も含めて囲われることでプライベート感が高まり、犬にとっては落ち着ける空間になるといわれています。
ただし、狭すぎて圧迫感や不快感を与えないよう、通気性の確保に留意しつつ、愛犬の体格に合ったサイズ選びにこだわりましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
愛犬の排泄物などで汚れてしまうこともあるケージ。お手入れのしやすい構造や素材を選ぶと、日々のお世話がラクになります。下記をポイントにチェックしてみてください。
・取り外しできる底トレーが設置されているか
・ケージの表面が拭き掃除しやすい素材か
・キズなどが付きにくく、丈夫で耐久性があるか
・通気性は確保されているか
・側面、上部などの扉の開閉がしやすいか
折りたためると持ち運びに便利
ケージを使わない時や持ち運びたい時に、折りたたみできると便利です。省スペースで収納したい方やお手入れをラクにしたい方も、折りたたみ可能なケージを選ぶと良いでしょう。折りたたみ式ケージは、旅行やキャンプ、ピクニック、通院などの移動時に活躍するほか、災害時の避難場所としてなど多彩な使い方ができます。
サイズの目安
ケージのサイズ選びは、犬が快適に過ごすためにこだわりたいポイントです。愛犬の体長や、ラクに方向転換できるかなどを目安に選んでみてください。
・タテ（体長の2倍以上）×ヨコ（体長の1.5倍以上）×高さ（体高の2倍以上）
例：※犬の体長が30cmの場合、横幅60cm以上、縦45cm以上
・トイレや運動スペースを必要とする場合は、余裕を持たせたサイズ選びを
・トイレスペース分離型のセパレートタイプを選ぶのも◎
・狭めの穴ぐらで過ごすと安心する犬の性質上、広すぎるケージはNG
・狭すぎるとストレスを感じるため、ほどよい広さを確保する
犬用ケージのおすすめ20選
犬用ケージは、さまざまな種類があります。ここでは、小～中型犬と中～大型犬におすすめの犬用ケージ20選をご紹介します。愛犬のサイズや性格、求める機能性や部屋の広さ、用途などに合わせて選んでみてください。
小～中型犬におすすめのケージ
チワワやプードル、ダックスフンドなど小～中型犬におすすめのケージを集めました。商品それぞれの特徴と、おすすめポイントも要チェックです。
アイリスオーヤマ 屋根付き アンダートレー付き ペットケージ PIWS-960
屋根と背面のパネルで、穴ぐらのような空間を演出する屋根付き、組み立て式のペットケージ。出入口は開閉がスムーズなスライド式になっています。水洗い可能なプラスチック製のトレー付きなのも嬉しいところ。温かみのある木目調のデザインで、周りのインテリアになじみます。
アイリスオーヤマ コンビネーションサークル P-CS-1400V
愛犬の成長や用途に合わせて、縦にも横にもつなげて増やすことができるコンビネーションサークル。ライフスタイルの変化に合わせて自由にカスタマイズできるのが魅力です。
扉は、右開き・左開きどちらも可能。キャスターは受け皿付きで、移動も固定もラクラクです。水洗い可能なプラスチックトレーも付いているので、気になった時にいつでもお手入れできます。
北欧テイストのインテリアにも合う、シンプルで洗練されたデザインが魅力のケージ。リビングなど家族が集まる部屋のインテリアにも自然になじみます。本体は、軽すぎず重すぎない適度な重量感で、気になるズレが起こりにくい仕様です。
長方形のほか、多角形にすることもでき、サークルにしたり、犬をガードするフェンスとしたりと活用の幅が広がります。パネルを追加することも可能で、組立は簡単にできるため自分好みにカスタマイズしやすいでしょう。
【 citydog / シティドッグ 】 シンプルモダンケージ
すっきりとしたデザインで、空間になじむシンプルモダンケージ。スタイリッシュな印象のアイアン製で、重厚感のある佇まいが魅力です。
スクエア型やサークル型など、用途やお好みに合わせてデザインを自在に変えることができます。ドアは二重ロック構造となっており、片手で簡単に解除することが可能です。左右両方向・前後90°へ開閉ができるため、設置場所にも困りません。
リッチェル 木製スライドペットサークル ワイドサイズの4点セット
開閉にスペースを取らないスライド式ドアを採用した小型犬、中型犬用ワイドサイズのケージ。犬の成長や部屋のスペースに合わせて、90～154cm(11段階)で幅調節が可能です。
高さ、奥行きともにゆとりがあるので、愛犬が元気いっぱいな性格の場合はぴったり。フレーム部にラバーウッドを使用しているため、インテリアに合わせてナチュラル感も演出できます。
ヨーロッパ産のブナ材を使用した、温かみのある素材感が素敵な日本製のワンタッチペットサークル。折りたたみ式になっているため、ラクに組み立てることができます。
折りたたむことで、厚さがわずか10cmになる優れもの。使わないときには、省スペースで収納可能です。お世話しやすいフルオープンドア、ゴム脚付きなのですべりにくく、床に傷が付きにくいのも嬉しいところ。部屋のスペースと犬のサイズに合わせて選べる、6サイズ2色が用意されています。
アイリスオーヤマ折りたたみソフトケージ ｜ POSC-800A"
コンパクトに折りたたむことができ、簡単に組み立て可能なソフトケージ。 外出先や急な来客、災害時の緊急対策にも役立ちます。シートベルトで簡単に固定可能で、ドライブの時も安心して使えますよ。
内側の素材は、汚れをふき取りやすいPVC加工がほどこされているため、お手入れもラクラク。 メッシュになっており、通気性にも配慮されています。別売りの給水ボトルも取り付け可能なので、おでかけ時にも便利に使えることでしょう。
アイリスオーヤマナチュラルファニチャーペットサークル ｜ NFPC-1200
インテリアになじむ木目調のデザインがおしゃれなペットサークル。耐荷重10kgの屋根には、ものを置くことができる仕様になっており、愛犬用のグッズをまとめておくことができます。
犬にとっては本能的に落ち着ける穴ぐらのような形状になっているため、明るい部屋に設置してもリラックスできるでしょう。入口は最大60cmまで開くため、の出入りもラクラク、サークル内にはベッドやトイレの配置もできます。
中型犬、室内犬向きの屋根付きペットケージ。天面扉は、ハーフオープンタイプ、ドアロックは片手でも開閉しやすいワンタッチ式になっています。
シーツがずれにくいよう、ストッパーが付いているのも嬉しいポイントです。キャスター付きになっているため移動しやすく、リビングなどに設置しても便利に使えるでしょう。
アドメイト(Add.Mate) ヴィラフォートサークル ワイド
寝る場所とトイレをセパレートできる、仕切りドア付き。トイレを分けて設置できるため、頻繁に行うシーツ交換がラクになります。
屋根面は、開閉や脱着ができる仕様です。ロックパーツも付いているため、飛び出しも防止できます。出入口はスライドドアになっており、開閉時に幅を取らず便利に使えますよ。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) リラックスケージ RLC-810
眠るときや来客時など、愛犬に落ち着く空間をつくってあげたい飼い主さんは、リラックスケージを選んでみてはいかがでしょうか。専用カバーが付いているため、必要な時にプライベート感のある空間をつくることができます。
布カバーは、消臭・抗菌加工が施されているため水洗いができ、汚れても安心です。天面は、片面・両面ともに開閉可能。飛び出しを防止するロック付きです。軽く、錆びないオールプラスチック製、キャスター付きになっているため、お手入れや移動がラクにできます。
軽量で錆びないケージをお探しなら、オールプラスチック製のタイプを選んでみてはいかがでしょうか。こまめに丸洗いできるため、清潔を保ちやすくなります。
オールプラスチック製ならではの魅力は、ケージ内で動き回っても、音が響きにくいこと。キャスター付きで移動もラクなので、家の中の設置場所にも困りません。インテリアを選ばないシンプルデザイン、落ち着いた印象のベージュカラーで、ケージが主張しすぎず空間になじみます。
犬だけではなく、小動物にも使えるシンプル設計のコンパクトケージ。プラスチック製の引き出しトレーが2つ付いているため、お手入れも簡単です。
正面、屋根面どちらからも開閉可能なドアがあり、スライドロック付きで飛び出しを防ぐことができます。お手入れしやすくデザインも可愛いと小動物の飼い主さんからも好評です。
アイリスオーヤマ ウッディサークル PWSR-1260LV PWSR-1260L
チワワやミニチュアダックスフンド、柴犬など、さまざまな犬種に適合するウッディサークル。部屋のインテリアに溶けこむ、上質感のある木目調デザインも素敵です。色は、ライトナチュラル、アッシュグレイ、ウォルナットから選べます。
スライドドアは、右側・左側どちらにも設置可能。犬のサイズや、部屋の広さに合わせて幅・高さ・奥行が選べることも魅力です。屋根はありませんが、別売り部品を取り付け可能。お好みに合わせてカスタマイズしましょう。
中～大型犬におすすめのケージ
ここでは、中～大型犬までさまざまな犬種向けのケージを集めました。商品それぞれの特徴と、おすすめポイントもチェックしてみてください。
キーヌス(kiinus) ペットケージ ハウス BS-A120
扉、屋根、両サイドがメッシュタイプになった、軽やかなデザインが魅力の大型ケージ。本体の木のフレームとメッシュ部分が同色になっているので、統一感がありおしゃれな印象に仕上がっています。
大型ですが、キャスター付きなので移動しやすく、掃除もラクに。メッシュ部分の扉には、給水器を設置することもできます。
移動の際に便利に使える折りたたみ式のケージ。組み立ては2STEPと簡単なことも、使いやすさのポイントです。軽くて丈夫なスチール製で、持ち運び時にも安心。中型犬耐荷重は、20kgとなっています。
車での移動でもスムーズに活用できる、中型犬向けの折りたたみタイプのケージ。頑丈なスチール製でありながら、軽量なので女性でもラクに持ち運びできます。丸洗いOKなプラスチック製トレーも付いているため、愛犬とのおでかけやドライブなどでも便利に使えるでしょう。
小型犬～中型犬向けの、113cm幅のペットサークル。支柱に角がなく、犬を優しく包み込むようなデザインが魅力です。ロックをつまんでスライドするだけで簡単に開閉できるスライドドア付き。メッシュ屋根は、着脱テープで簡単に取り付けできます。
使い勝手が良いオックスフォード布を採用した、軽くてコンパクトな仕様のポータブルケージ。持ち運びしやすく、旅行や帰省、アウトドアなど外出時にも便利に使えます。取り外し可能な柔らかいマット付きで、愛犬も快適なはず。上部にはロック機能があるファスナーも付いているため、開閉もラクラクです。
段差が小さくつまづきにくいため、シニアの犬も使いやすいケージ。愛犬の成長や部屋に合わせて、さまざまな形状に組み替えられます。扉はダブルロック仕様、閉じ忘れを防止するオートクローズ機能も付いています。
カラーは、ホワイト、ブラック、グレージュの3色展開。シンプルで洗練されたデザイン、カラーでインテリアから浮くことなく設置できますよ。使わないときには蛇腹に折りたたみ、コンパクトに収納可能。届いてすぐに設置できる完成品なのも嬉しいポイントです。
体格や成長過程に合ったケージを選ぼう
犬種や性格、体格、成長に合わせてケージを選べば、愛犬が快適に過ごせる空間をつくることができます。大切な家族がいつまでも元気に過ごせるよう、最適なケージを選んであげたいですね。
また愛犬の健康を思う飼い主さんにとって、過ごす場所はもちろん、ごはんも気になるポイントではないでしょうか。
国産の新鮮な食材を使い、衛生的なキッチンで作ったフレッシュなごはん「PETOKOTO FOODS」は、そんな飼い主さんの想いに寄り添うこだわりのフレッシュフードを展開しています。気になる保存料や着色料、香料等も無添加で作られているため、飼い主さんも安心して取り入れられるでしょう。
愛犬にとっても、飼い主さんとの関係はかけがえのないもの。食事や暮らす空間にもこだわれば、たとえと言葉を交わせなくても大切に想う気持ちが伝わることでしょう。
あなたもぜひ、愛犬とのしあわせな暮らしを思い描きながら、こだわりのアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
また、犬と暮らし始める際には、年齢に関する人間との違いや平均寿命についても知っておきましょう。「犬の年齢は人間でいうと何歳？長生きのために気をつけること」 で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
【参考サイトURL】
基準の解説書（仮称）の骨子案
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基準の解説
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